こんにちは✨
名古屋駅・栄駅近くで圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク歯科・矯正歯科です🦷
酸蝕歯(さんしょくし)って聞いたことありますか?
歯に飲み物が染みるのは虫歯だけではないんです。
「酸蝕歯」あまり聞きなれていない単語だと思いますが、最近増えているんです。
アメリカでは虫歯が減少傾向にありますが、この「酸蝕歯」が新たな懸念となっているみたいです。
酸蝕歯とは、歯の硬組織であるエナメル質が、酸に浸蝕されている状態のことです。
実は日常的に摂取している食事や飲み物(ワインや果物・健康酢)などに意外と多くの酸が含まれているのです。
健康にいいとされる酸を含む飲食物を摂り続けることによっておこる生活習慣病の一つと考えられます。
虫歯との違いは、原因となっているものです。
虫歯は口内の細菌が原因となっており、砂糖やでんぷん質を含んだ食品を摂ると、細菌がこれらを酸に変え、歯のエナメル質を溶かします。時間を経てエナメル質は壊れ、虫歯になるのです。
それに対して、酸蝕歯は食べ物に含まれている酸が歯のエナメル質へ直接的に作用します。
虫歯はすべての歯に同時に影響しないですが、酸蝕歯は酸にさらされたすべての歯に起こるのです。
みなさまの歯は大丈夫ですか?酸蝕歯の自己チェックをしてみましょう!
初期症状
①熱い飲み物や冷たい飲み物を飲んだ時にしみる
②歯の表面が何となく丸み帯びて見える
③歯が黄色っぽく見える(歯が薄くなって、すぐ下の象牙質が透けて見えるため)
進んでいくと
①歯がより濃い黄色に見える
②歯の先端が透けて見える
③知覚過敏になる
④歯の表面に小さいくぼみが現れる
⑤昔の詰め物がいきなり取れてしまう
いかがでしたか?もし当てはまっていたら早めに歯医者さんへ行くことをお勧めします。
ならないための対処法にはどんなものがあるでしょうか。
①炭酸飲料やワインなど酸の強い飲み物を口の中に長くためておかないこと
↳摂取頻度を少なくしたり、寝る前には飲まないようにしたり、摂取時間を考える
↳酸性の飲み物をがぶ飲みするのは厳禁
②食後はシュガーレスのデンタルガム(機能性ガムや特定保健用食品のガム)を噛む
③食べた後すぐに力強く磨かない
④歯質強化硬化のある歯磨き剤を使う
⑤定期的に歯医者へ行く
酸蝕歯はアメリカだけでなく、日本でも今急激に高まってきているため個人で意識していくことが大切です。
ならないための対処法をぜひ行ってみてくださいね!