マウスピース矯正を始めたばかりの方の多くは、飲む物を変えなくてはいけないのか、気になっているのではないでしょうか。実は、食事と同様で、マウスピースを外せばなんでも飲めますが、マウスピース装着中の飲み物には注意が必要です。

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マウスピース矯正中は飲み物に注意しましょう

こんにちは✨

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マウスピース矯正を始めたばかりの方の多くは、飲む物を変えなくてはいけないのか、気になっているのではないでしょうか。実は、食事と同様で、マウスピースを外せばなんでも飲めますが、マウスピース装着中の飲み物には注意が必要です。



マウスピース矯正中の飲み物


マウスピース装着中に飲むことができるのは、基本的に水のみです。

水は、無色透明で砂糖も含んでいないため、マウスピースを変色させることもなければ、虫歯のリスクになることもありません。
また、炭酸水も砂糖を含まない無色のものであれば、マウスピースを装着したまま飲むことができます。
お茶や紅茶は種類によって色の濃さが異なりますが、色の薄い種類でも色素が透明のマウスピースを変色させてしまう可能性があります。
マウスピース自体の変色や口内環境の悪化につながらないように、マウスピースを装着しているときはの飲み物は水か炭酸水にするようにしましょう。

マウスピース矯正中にとりわけ注意が必要な飲み物

 

フレーバーウォーター


一般的に「モモ水」や「レモン水」という名前で販売されることのあるフレーバーウォーターは、多くの場合、無色透明ですが糖類が含まれています。
「無色透明の水である」こと理由にフレーバーウォーターを飲むと、糖類が含まれていた場合は虫歯の原因になってしまうのです。
また、食品表示法により、飲料の場合100mlあたり含有量が0.5g未満であれば、「糖質ゼロ」と表記することがあります。
「糖質ゼロ」と表記されていても、ラベルやパッケージの「原材料」欄に「糖類」や「果糖ブドウ糖液糖」などが書かれている場合は、糖分となる材料が使われているので注意が必要です。


スポーツドリンク


スポーツドリンクは他の清涼飲料水と同程度に砂糖を含んでいるだけでなく、「酸」も含んでます。
運動後の疲労回復効果を狙ってスポーツドリンクに含まれるクエン酸やアミノ酸は、口の中で長時間歯に触れると、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、虫歯へとつながってしまいます。
通常であれば、唾液によって口内が洗浄されたり、中和されたりすることで、酸は歯表面から取り除かれますが、マウスピースを装着していると、唾液の循環が悪くなり、酸を取り除くことが難しくなってしまいます。
酸と糖で虫歯のダブルリスクを抱えてしまわないように、マウスピース矯正中はスポーツドリンクに注意が必要です。


アルコール


アルコールもとりわけ注意が必要な飲み物です。

その理由は、アルコールには糖質を含むものと含まないものがあるからです。
残念ながらアルコールの糖質の区別は、甘さによって判別できるものではなく、材料や製法によって決まります。
甘くない透明なお酒でも、糖質を含んでいるものは数多くあります。


マウスピース矯正中に適さないものを飲みたい時は


マウスピース矯正中に適さない飲み物を飲みたいときは、基本的にマウスピースを外すことが鉄則です。

また、飲んだ後には歯磨きをしたり水で口をゆすぐことで口腔内の環境を守ることができます。
時にはマウスピースをしたまま適さないものを飲んでしまうこともあるかと思いますが、その場合は
できるだけ早く歯磨きとマウスピースの軽い洗浄を行うようにしましょう。




執筆監修
理事長 座馬良明