真っ直ぐ生えてくれればいいものの、なぜかチグハグに生えてくる歯並びの不思議。整った歯並びに直すために、矯正治療を選ぶ人も少なくありません。
そこで今回は歯並びが悪くなってしまう原因と身体への影響をお伝えしたいと思います。

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歯並びはなぜ個人差があるの?

こんにちは✨

名古屋駅・栄駅近くで歯の出っ張りでお悩みの方に最適!圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク歯科・矯正歯科です🦷


真っ直ぐ生えてくれればいいものの、なぜかチグハグに生えてくる歯並びの不思議。整った歯並びに直すために、矯正治療を選ぶ人も少なくありません。
そこで今回は歯並びが悪くなってしまう原因と身体への影響をお伝えしたいと思います。

歯並びが悪くなる原因

まず、歯並びが悪くなる原因をお伝えしていきたいと思います。

クセや習慣

顎関節に負担をかけやすい頬杖は、あごの骨のゆがみにつながります。あごの骨がゆがむと、歯が斜めに生えてしまったり、奥歯のかみ合わせのズレが起きたりし、歯並びが悪くなる原因になることがあります。就寝中のクセも要注意!横向きやうつぶせなど毎日同じ体勢で寝ていると、あごの骨や歯に力がかかり、歯並びに影響する可能性があります。

舌のクセも歯並びを悪くする原因のひとつです。舌だけではそこまで大きな力は加わらないと思うかもしれませんが、意図していない舌の動きが、歯に力をかけていることがあるのです。例えば、いつも前歯の裏側に無意識に舌を押し当てている場合、食べ物を飲み込んだり話したりする時に、舌が歯に圧をかけてしまいます。


遺伝

歯並びの悪い親の子供は同様に歯並びが悪くなることがあるといいますが、遺伝しているのは歯並びではなく顔を作る土台です。あごの大きさや骨の形、上下の骨格バランス、歯のサイズが遺伝すると、それに付随して歯並びが悪くなることがあります。

骨格

骨格が元で歯並びが悪くなる原因として、あごの発達不良が挙げられます。あごの幅が狭いと、歯が生えるスペースも必然的に狭くなり、歯が斜めに生えたりズレて生えたりすることがあります。


食べ物をあまり噛まない

時代とともに食生活が変化し、やわらかい食べ物が好まれ、噛む回数が減っていることも歯並びが悪くなる原因です。また、忙しさなどから食事をとる時間が短くなると、十分に噛み、時間をかけて食事をすることが難しくなっています。
食事の際にしっかり噛まないとあごが正常に発達せず、歯の大きさとあごの大きさのバランスが崩れて、歯並びに影響すると考えられます。

歯並びが悪いとどうなる?

では、歯並びが悪いとお口や身体にどのようなことが起こるでしょう。

むし歯や歯周病

入り組んだ歯並びをしていると、歯の隙間に食べカスやプラークが溜まりやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。また、歯が重なっている部分は例えむし歯の治療が終わったとしても、セルフケアだけで細部の汚れを取りきるのは難しく、再び同じ場所がむし歯になってしまう可能性もあります。

胃腸への負担

歯並びの悪さは噛み合わせの悪さにもつながります。上下の歯が正しく噛み合わないと、強く噛むことやしっかり食べ物をすりつぶすことができないまま飲み込んでしまいがちです。よく噛まないで飲み込んでしまうと、胃腸などの消化器官に負担がかかります。

発音しづらい

歯並びや噛み合わせが悪くお口をしっかり閉じることができないと、滑舌が悪くなり正しい発音ができない恐れがあります。口から息が漏れてしまい、サ行やタ行、ラ行が発音しにくかったり聞き取りにくい発音になってしまったりします。正しく言葉を発するには、歯や舌、お口の中の粘膜が正しく機能する必要があります。そのうちのひとつでも崩れてしまっては発音にも異常が起きてしまいます。

 
口臭

歯並びが悪いときれいに歯みがきができず、細菌が繁殖しやすい環境になりがちです。細菌が繁殖したお口の中は、口臭の原因となる物質の巣窟になってしまうことがあります。

また、前に出た歯がじゃまをして口を閉じにくくなることによる口呼吸も口臭の原因になることがあります。口呼吸によってお口の中が乾燥すると、細菌の働きを抑える唾液の分泌量が減り、強い口臭を発するようになると考えられます。

まとめ

遺伝などの避けては通れない先天性が原因の歯並びもありますが、日常的な癖の改善や適切な口腔ケアで歯並びの乱れを未然に防ぐことができることも知ることができたのではないでしょうか。

上記にてご紹介した歯並び・咬み合わせをヒントに一度ご自身で口元をチェックしてみてはいかがでしょうか





執筆監修
院長 座馬良明