タバコを吸っていてもマウスピース矯正をすることは可能です。ですが、マウスピース矯正中のタバコはデメリットが多く、喫煙はできるだけ控えた方がスムーズに矯正も進められます。

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マウスピース矯正と喫煙

こんにちは✨

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タバコを吸っていてもマウスピース矯正をすることは可能です。ですが、マウスピース矯正中のタバコはデメリットが多く、喫煙はできるだけ控えた方がスムーズに矯正も進められます。

 

矯正中にタバコを吸うと起こるデメリット

タバコを吸っていてもマウスピース矯正は可能です。しかし、非喫煙者と比べると様々な問題が発生する可能性もあります。

歯が動きにくくなる

タバコに含まれているニコチンには、血管収縮作用があります。喫煙すると全身の血流が滞ってしまい代謝が悪くなります。

タバコを吸うことでお口周りの代謝が悪くなると、歯の移動するスピードが遅くなってしまい、歯が移動しにくくなることもあります。

歯やマウスピースへの着色

タバコに含まれるヤニ(タール)が原因で歯の表面に着色汚れが付着します。

ヤニの成分による着色汚れは通常のブラッシングでは落とすことが難しく。放置していると着色汚れが茶色から褐色へと変化します。そして、色素沈着を起こし、歯の黄ばみが強くなってしまい見た目的にもよくない状態となってしまいます。

また、タバコにより歯ぐきが黒ずんで見える事も。それはタバコに含まれるニコチンは歯ぐきの中の毛細血管が収縮させ、一酸化炭素は歯ぐきの酸欠を引き起こすためです。また、タバコはメラニン色素が増加して歯ぐきが黒ずむ原因にもなります。

 

アイコスなら吸っても問題ない?

従来の紙巻タバコに比べて、有害物質が約9割低減されていると言われていますが、アイコスにもニコチンが含まれていますので虫歯や歯周病のリスクがあることは変わりません。

一般的なアイコスに含まれるニコチンの量は紙巻きタバコと比べても大きな差はありません。ニコチンによって血管収縮作用が起こってしまい、歯の移動が遅れる可能性があります。また、虫歯や歯周病の発生や悪化することも考えられます。


可能であれば禁煙がベスト

タバコをやめられない最大の原因はニコチンに対する依存症です。

一日に吸う本数が少ない人は、自分の意思で比較的禁煙に成功する場合があります。

しかし、1日に1箱吸ってしまうなど本数が多く依存度が高い方は自分の意思のみではなかなか難しいのも事実です。

そんな時は、ニコチンガムやニコチンパッチといった禁煙補助薬はつらい禁煙の手助けとなるでしょう。

また、本格的に禁煙を考えている場合は禁煙外来がある病院を受診することをオススメします。

執筆監修
理事長 座馬良明