近年ではインプラント手術を受ける人も増加しています。しかしこの第二の歯ともいわれるインプラントも適切なメンテナンスを怠っていると、最悪の場合抜け落ちてしまうこともあるのをご存知ですか?

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インプラント歯周炎に要注意!

こんにちは✨

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インプラント治療は、失った歯を補う優れた方法ですが、その後の適切なケアを怠ると「インプラント歯周炎」という深刻な問題を引き起こす可能性があります。インプラント歯周炎は、インプラント周囲の組織が炎症を起こし、骨の吸収を招く状態で、治療が遅れるとインプラントが失敗する原因になります。以下に、インプラント歯周炎のリスクと対策について説明します。

1. インプラント歯周炎の原因

インプラント歯周炎は、インプラント周囲のバイ菌感染によって引き起こされます。プラークや歯石がインプラント周囲に蓄積し、それが歯茎に炎症を起こすことで進行します。また、喫煙、糖尿病、免疫機能の低下など、全身的な健康状態もリスク因子となります。

2. 症状の兆候

インプラント歯周炎の初期症状には、インプラント周囲の歯茎の赤みや腫れ、出血が含まれます。進行すると、歯茎が後退し、インプラントの周囲に膿が溜まることがあります。さらに、骨の吸収が進むと、インプラントが不安定になることがあります。早期に症状を察知し、適切な対処を行うことが重要です。

3. 予防と対策

インプラント歯周炎を予防するためには、以下のポイントに注意することが重要です:

  • 定期的な歯科受診: インプラントを持つ方は、定期的に歯科医師によるチェックアップを受けることが大切です。これにより、早期に問題を発見し、適切な治療を受けることができます。

  • 適切な口腔ケア: 毎日の歯磨きを徹底し、インプラント周囲も含めた口腔内全体を清潔に保つことが重要です。デンタルフロスやインターデンタルブラシを使って、プラークや食べかすを除去しましょう。

  • 抗菌性製品の使用: 歯科医師が推奨する抗菌性のマウスウォッシュを使用することで、バイ菌の増殖を抑えることができます。

  • 健康的なライフスタイル: 喫煙を避け、バランスの取れた食事を心がけることで、口腔内の健康を維持しましょう。糖尿病などの全身疾患がある場合は、適切に管理することが大切です。

4. 早期発見と治療

インプラント歯周炎が疑われる場合、早期に歯科医師に相談することが重要です。適切な診断を受け、必要に応じて専門的な治療を受けることで、インプラントの状態を保つことができます。インプラント周囲のクリーニングや抗菌治療が行われることがあります。

5. まとめ

インプラント歯周炎は、インプラント治療を受けた後に注意が必要な状態です。定期的な歯科受診と適切な口腔ケアを行い、早期に症状を発見することで、インプラントの健康を保つことができます。健康なインプラントライフを送るためには、日々のケアと定期的なチェックが欠かせません。



執筆監修
理事長 座馬良明