歯の矯正中は痛みが伴うこともあります。ついつい歯を食いしばり、痛みに耐えようとしてしまうこともあると思います。ですが食いしばりを続けてしまった場合、歯に圧力がかかることによって、矯正に悪影響があるのです。

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歯列矯正中の食いしばりには注意が必要です

こんにちは✨

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歯の矯正中は痛みが伴うこともあります。ついつい歯を食いしばり、痛みに耐えようとしてしまうこともあると思います。ですが食いしばりを続けてしまった場合、歯に圧力がかかることによって、矯正に悪影響があるのです。

また、矯正をしていない人でも食いしばりをしていることで歯並びが悪くなってしまうケースもあります。


矯正中の歯に悪影響がある

矯正中に食いしばりをしてしまうと、さまざまな悪影響が考えられます。矯正治療では歯を横方向に移動させることが多いです。食いしばりをしてしまうことで歯に対して垂直に圧力がかかってしまうので歯を正しく動かすことができなくなってしまいます。
また、食いしばりで圧力をかけてしまうことで、歯や歯茎に強い痛みがでることもあります。特に矯正中は歯を移動させるために歯の根っこがグラグラしているので、食いしばりをすることで神経を刺激してしまい痛みが発生しやすくなります。


歯が削れたり欠けたりする

食いしばりは睡眠中など無意識の際にすることが多く、知らない間に歯に大きな力を加えてしまっています。
それが日常的な行動となってしまうと歯が欠ける、すり減るなどのリスクがあります。特にむし歯の治療などで神経がなくなってしまった歯は、栄養を送ることができなくなっています。
すると歯自体がもろく耐久性がなくなってしまい、食いしばりでヒビ割れてしまう可能性があります。それだけでなく、食いしばりは顎や骨に負担をかけてしまうことも考えられます。


食いしばりの原因は?

歯並びが悪い

歯並びが悪いと、無意識のうちに食いしばりをしてしまうことがあります。これは食いしばりをすることによって、歯のバランスを整えようとするからです。しかし、場合によっては食いしばりで変に負荷がかかり、もっと歯並びが悪化することも考えられます。

日常の疲れやストレス

肉体的に疲れていたり精神的なストレスは食いしばりの原因になります。
また、歯列矯正による痛みや違和感もストレスになってしまうこともあります。食いしばりで歯に力をかけることによって、一時的に痛みやストレスを逃がそうとしています。特に歯を大きく動かすような悪い歯並びの場合、歯に力がかかるためストレスになりやすいです。

被せ物、詰め物が合わなくなっている

虫歯の治療で詰めものや被せものをしてもらった際に、それらが噛みあわせに合っていないことがあります。そうすると、無意識に食いしばりをしてしまうケースが考えられるのです。


最後に

食いしばりは、寝ているうちや無意識のときなど知らないうちに力がかかってしまっていることが多いようです。
場合によっては、歯を割ってしまう、また動かしてしまうような力も働きます。特に朝起きたときに肩こりや頭痛などがあり、筋肉が張っているような症状がある人は要注意です。自分では気付かないうちに食いしばりをしているかもしれません。
食いしばりを改善するには歯並びを改善、マウスピースの使用、口腔筋機能療法(MFT)等がありますのでまずは歯科医院へご相談することをおすすめします。






執筆監修
院長 座馬良明