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皆さんは普段ご自身の上下の歯が触れ合っているのは1日どのくらいの時間であるかご存じですか?
皆さんの中には通常時は上下の歯が接触しているのが当たり前!と思っている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
意外にも何もしていない時は上下の歯は接触しておらず、離れていることが正常のポジションとされています。
基本的に接触するのは会話や食事をする際だけで、接触している時間の合計は1日わずか17分程度が正常であるとされています。
通常の人であれば口を閉じていても、上下の歯の間には2~3mmの隙間があります。
これを安静位空隙と呼び、咀嚼筋は安静状態にあります。
■TCHとはいったいどんな症状ですか?
上下の歯を”持続的に” 接触させる癖のことをTCHといいます。
TCHとは「Tooth Contacting Habit 」の略で「歯列接触癖」のことを指します。
また、上下の歯が触れ合うと聞くと一般的には「かみ締め」や「食いしばり」「歯ぎしり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力で、かみ締めや食いしばりを行わなくても上下の歯が接触する程度でも筋の緊張・疲労は生じてしまっています。
TCHは緊張している場面で起こるとされています。
〇過度な緊張やストレス
〇家事
〇集中する作業(パソコンなど)
〇細かい作業
〇テレビ、スマホ、ゲーム
日常にも沢山のTCHになる要因は潜んでいますので注意してみてください
■自分がTCHなのかセルフチェックをしよう!
次にご自身がTCHかどうか簡単にチェックする方法をおつたえします。
TCHのセルフチェック方法はいくつかありますが、一番簡単と思われるものを紹介します。 まず唇を閉じます。 この時上下の歯も同時に接触してしまった人はTHCの疑いがあります。 歯が離れたままで唇だけ閉じられた人は特に問題ありません。
■TCHの治療法
TCHの対処法として、まず無意識に歯を合わせていることを本人が自覚し、その癖をやめるようにすることが大切です。
パソコンやスマホやテレビのリモコン、トイレ、食卓などに「歯を離してリラックス」と書いた紙を貼るなどして、
自己認識しやすい環境をつくりましょう。
こうした意識付けを2〜3か月続けることで、習慣化されTCHがなくなってきます。
また、ストレスもTCHの原因の一つと考えられています。普段からストレスを溜め込まず発散することも大切になってきます。
執筆監修
院長 座馬良明