大人になって生えてきた親知らずを、放置していませんか。
歯のトラブルがある方は、親知らずの処理をためらってしまうことで、体にとって大きな悪影響が起こってしまう可能性があります。

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親知らずを放置することによって発生するリスク

こんにちは✨
名古屋の栄駅で圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク矯正歯科です🦷

大人になって生えてきた親知らずを、放置していませんか。
歯のトラブルがある方は、親知らずの処理をためらってしまうことで、体にとって大きな悪影響が起こってしまう可能性があります。

●そもそも親知らずとは

親知らずとは、10代~20代にかけて生えてくる奥歯のことです。
通常の永久歯は、15歳ぐらいまでに生え変わることが多いのですが、その後に生えてくるのが親知らずです。
一番奥歯の上下4本が親知らずと呼ばれていますが、人によっては4本すべてが生えないこともあります。

●親知らずのリスク・問題点

・まっすぐ生えない
永久歯が生えた後に出てくる親知らずは、狭い場所に無理やり生えてくるケースも多く、親知らずが斜めや横に生えてしまうと、噛み合わせが悪くなり、将来的に様々な疾患が起こる可能性が高くなります。
また、親知らずが歯茎を巻き込むようにして生えてしまった時には、歯茎のトラブルも起こりやすくなります。

・磨き残しが出やすい
口の中でも一番奥にある親知らずは、歯ブラシが届きにくい場所です。
食べ物のカスを磨き残してしまうと、歯垢がこびりついて残ることで歯石となり、むし歯や歯周病が発生しやすくなります。
親知らず専用に小さなサイズの歯ブラシを利用する、歯間ブラシなどのグッズを併用するなどの対策が必要な時もあります。

・歯並びが悪くなる
親知らずによって、周囲に生えている永久歯が悪影響を受けることがあります。
横向きに生えてしまうと、隣にある歯が圧力を受けやすくなり、形が歪んでしまうこともあります。
長い期間その状態のまま過ごしてしまうと、口の中全体の歯並びに変化が起こってしまう可能性もあります。

●親知らずを放置しておくとどうなる

・形の悪い親知らずを放置する⇒感染症の原因になる
横や斜めに生えてしまった親知らずを放置していると、噛み合わせが悪くなることで傷や痛みが発生してしまう可能性があります。
さらにそのまま放置していると、できてしまった傷口が感染症の原因になり、最悪の場合は全身の血液に感染が起こってしまう敗血症のような状態になることも考えられます。

・磨き残しが起こりやすい⇒むし歯や歯周病の原因になる
奥歯にある親知らずまで歯ブラシが届かない時には、むし歯や歯周病といった口腔内の病気が起こってしまう可能性があります。
親知らずは、痛みを感じるまで無症状であることも多く、病気に気がついた時には、すでに症状が進行してしまっていることもあります。
そうなると、親知らずを抜くために外科的な処置が必要になったり、神経を抜いたりなどの大がかりな治療が必要になる可能性もあります。

●親知らずを抜かなくてもよいケースもある

親知らずがまっすぐ生えていて他の歯や咀嚼に影響しない場合、無理に抜かずともよいと判断される場合もあります。
噛み合わせのとき最も負担がかかるのは親知らずよりさらに奥の下顎骨であり、親知らずや奥歯にかかる負担も大きくなりがちです。
上の歯としっかりかみ合っている親知らずであれば噛む力を分散するのに役立つため、他の歯にとってもメリットが生まれるでしょう。

しかし、まっすぐ生えているか、他の歯にマイナスの影響を与えていないか、自分で判断するのは難しいものです。
誤った自己診断により親知らずを放置してしまい、後々むし歯・歯周病・歯並びの悪化となってあらわれるケースもあるため注意しておきましょう。
まずは自分の親知らずを抜くべきか抜かないでよさそうか、歯科医院に判断を仰ぐことが大切です。

歯列矯正は勿論、むし歯、歯周病、親知らず抜歯、インプラント、エクソソーム治療、ボトックス治療など幅広いご対応が可能です。
お口のことでお悩み事がありましたら、名古屋市中区にある久屋パーク歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。



執筆監修
院長 座馬良明