歯並びのご相談を受けている時に患者様からお話を聞く中で、頭痛が起こりやすいというお悩みの方は多くいます。
では、なぜ出っ歯だと頭痛が起こりやすいと言われているのでしょうか?

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出っ歯だと頭痛がおこりやすい?

こんにちは✨
名古屋の栄駅で圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク矯正歯科です🦷

「頻繁に頭痛が起こります、歯並びが出っ歯なのも関係ありますか?」
歯並びのご相談を受けている時に患者様からお話を聞く中で、頭痛が起こりやすいというお悩みの方は多くいます。
では、なぜ出っ歯だと頭痛が起こりやすいと言われているのでしょうか?

出っ歯だと頭痛が起きるのは何故


結論から申しますと、出っ歯やその他の歯列不正でも頭痛は発生します
歯並びが悪いことで起こるデメリットは様々にあります。

口元の印象がよくない

出っ歯は、唇を閉じようとしても閉まらない場合があります。
それを気にするあまり、笑う時や、会話をする時に手で口元を隠す、マスクが人前で外せないこともあるようです。

虫歯や歯周病のリスク

前歯が出ているために唇が閉じられないと、お口をしっかりと閉じる事ができません。
そうする事でお口の中が乾燥して、常に空気にさらされている状態になります。
本来、お口の中は唾液で湿潤している状態です。
潤っていることで、唾液による自浄作用が生まれ、歯の表面に再石灰化を促す働きがあります。
ですが、お口の中が乾燥していると、歯の表面は再石灰化もされず、虫歯や酸にさらされやすい脆い状態になってしまいます

噛み合わせの悪化

出っ歯の歯並びでは、奥歯の噛み合わせも悪い場合が多いです。
前歯で外側に傾斜している分、スペースを埋めようと奥歯が斜めに傾いて生えてくることもあります

噛み合わせが悪いと顎の関節に負担がかかる噛み合わせが悪いと、顎の関節にまで影響を及ぼします。
噛む位置のバランスが取れていない、歯並びのせいで噛みやすい場所がいつも片方に偏るなど、
左右均等にバランス良く顎の関節を使えていないと、負担が大きくかかります。
顎の関節の内部に痛みや違和感、お口が開かない、開けた時にカクンと大きな音がするなど、
これらを総称して”顎関節症”と呼びます。

頭痛が起きるメカニズム

頭痛が起きる理由は“咬合関連症候群”だと言われています。
噛み合わせの異常から全身に起こる不調のことで、頭痛やめまい、吐き気、冷え、肩こり、難聴など様々な症状が起こる場合があります。
左右でバランス良く噛み合わせが出来ていないと、次第にお顔の筋肉のつき方や、動かし方にも影響が出ます。
そうすることで、バランスを取ろうと顎の位置がズレます。
顎の位置がズレると、首、肩、背中と言って全身の筋肉に影響が及びます。
その筋肉のコリが長年蓄積していくことで、頭痛が起こりやすくなってしまうのです。

矯正治療で頭痛も解消

出っ歯を矯正治療することで、奥歯の噛み合わせの位置も矯正治療で整えて治療をして行きます。
噛み合わせが整うことで、顎の関節にかかる負担やお顔の筋肉のつき方、全身のバランスも整ってきます。
矯正治療は、ただ単に見た目を治療する美容目的の治療ではなく、噛み合わせも重視して治療をしています。
歯並びを整えることで、お口元の美しさだけではなく健康面でもプラス要素となるでしょう。


歯列矯正は勿論、むし歯、歯周病、親知らず抜歯、インプラント、エクソソーム治療、ボトックス治療など幅広いご対応が可能です。
お口のことでお悩み事がありましたら、名古屋市中区にある久屋パーク歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。



執筆監修
院長 座馬良明