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歯のカルシウム補給

こんにちは✨
名古屋の栄駅で圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク矯正歯科です🦷

毎日少しずつ歯からカルシウムが溶けでいていることを皆さんご存知ですか?

歯が溶ける原因は2つあります。
①虫歯菌が作る酸
お口の中には、砂糖やでんぷんが入ってくると酸を作り、歯の表面をだんだん溶かしていく細菌がいます。
食後しばらくの間、酸を出し続けます。

②酸性度の高い食品・飲料の頻繁な摂取
炭酸飲料やミカンなどのかんきつ類など、酸性が強い物を頻繁にとっていると歯が溶け出し、
ひどい場合は‘‘酸蝕歯‘‘になる場合もあります。

カルシウムが溶け出したままになると、歯の病気になる恐れがあります。
では、溶け出たカルシウムはどのように補えばよいのでしょうか?
歯は溶け出たカルシウムを、唾液の中から取り戻すことができます。

唾液は酸により歯から溶け出したカルシウムを補って、歯を修復します。
さらにお口をキレイに洗い、口臭を予防したり、消化を助けて胃腸を守ります。
また、発がん物質や活性酸素の働きを抑えるなどの働きも報告されています。

失った歯のカルシウムは唾液を介してからしか取り戻せません。
歯は唾液からしかカルシウムを補給できません。
食事をすると、食べ物が分解されて酸ができ、歯の主成分であるカルシウムが溶け出します。
歯は唾液中のカルシウムを補給して、歯の健康を保つのです。

フッ素はエナメル質をケアし、歯質を強くします。
フッ素は、自然界に存在するミネラル成分。
唾液中に適量のフッ素があると、溶け出したミネラルが歯に取り込まれやすくなり、歯の再石灰化スピードが速くなります。
さらに歯の結晶を硬くし、抗菌作用で虫歯菌の働きを抑えてくれます。

つまり歯にしみこみやすいカルシウムやフッ素が唾液の中にたっぷりとあると、歯が元気になります。
日頃から、良い唾液をたくさん出す生活を心掛けましょう!!