歯の色は肌や髪の色などと同じく、人それぞれ違う色をしています。そのため、絵に描いたような真っ白い歯であることはほとんどありません。ところが、真っ白い歯が美しいと思い込み、審美歯科などで過剰なホワイトニングを受けたり人工歯を入れたりする人や、歯の色を気にしてホワイトニングの歯みがき剤などを使うものの、真っ白にならないと悩む人もいます。

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自然でツヤのある歯を目指して

こんにちは✨

名古屋駅・栄駅近くで歯の出っ張りでお悩みの方に最適!圧倒的にリーズナブルな矯正料金の久屋パーク矯正歯科です🦷

歯の色は肌や髪の色などと同じく、人それぞれ違う色をしています。そのため、絵に描いたような真っ白い歯であることはほとんどありません。ところが、真っ白い歯が美しいと思い込み、審美歯科などで過剰なホワイトニングを受けたり人工歯を入れたりする人や、歯の色を気にしてホワイトニングの歯みがき剤などを使うものの、真っ白にならないと悩む人もいます。

とはいえ、歯の色で印象が変わることは事実です。そこで、本来あるべく歯の自然の美しさを手に入れるために、歯の構造や色・改善方法についてお伝えしたいと思います。


本来の歯の色とは

 

象牙質の色

歯は、エナメル質(お口を開けると見える部分)に覆われています。その下に、象牙質と歯髄(血管や神経などが通る組織)があり、主に歯の色は、これらの色によって決まるとされています。 象牙質の色は、乳白色が基本とされていますが、生まれつき薄く白い色をしている人もいれば、濃くて黄色い人もいます。本来の歯の色が真っ白ではないのはこのためです。

歯の種類や場所によって象牙質の厚みや大きさなどが異なるため、歯の色は1本1本違うと言われています。特に犬歯に関しては、他の歯よりも噛む力が強くかかるため、象牙質が分厚く作られています。そのため、他の歯よりも色が濃く見えることがありますが、これは自然なことで特に気にする必要はありません。 また1本の歯の中でも場所によって色が違って見えることがあります。それは歯のエナメル質は歯茎に近づくにつれ薄くなることから、歯茎に近いほど歯の色が濃く見えるのです。



自分の歯の色をチェック

歯の色をチェックする方法

歯科医院では、シェードガイド(歯の形に作られた色見本)などを使用し、歯の色の確認を行います。最近ではホワイトニングに特化した情報が手に入りやすく、自分でも手軽に歯の色をチェックすることができますオンライン上にはチェックシートで歯の色を診断するなどセルフチェックも行うことができます。

 

改善方法

本来の色よりも黄ばんで見える、もともと象牙質の色が濃い、また加齢とともに色が濃くなってきたという場合には、ホワイトニングで全体的に漂白するのが1つの選択肢です。一方、エナメル質が削れて薄くなっている場合などは、エナメル質を強化し、結晶化を高める効果をもつ歯みがき剤の使用してみましょう。象牙質が見えるほどエナメル質が削れたり、色の濃い部分が増えたりするのを防ぐことができ、歯全体を守ることにも役立ちます。

歯石やむし歯によって黒ずんだり変色したりしている場合は、要因となる症状を治療したり、歯石やプラークを除去するクリーニングをおすすめします。ステインなど歯の表面に付着した色素が原因の場合は、まず歯科医院でステインを除去し、着色の原因となる色の濃い食べ物を控えることが有効です。





執筆監修
理事長 座馬良明